リモートI/Oユニットを用いて設備監視及び制御を行うシステムです。

システム構築の目的
計器を目視確認し、手作業で操業日報の作成を行っていた中和プラント設備をシステム化し、データの定期収集~日報作成を自動化することを目的として作成しました。
システムの特徴
必要最低限なシンプルかつ分かりやすいシステムの構築
パッケージ版監視ソフトより融通の利いた、本格的な計装設備よりも安価なシステム構築を目指し、システム構成を検討しました。
またシステム機能は必要最低限の機能とし、シンプルで分かりやすいものに仕上げています。
リモートI/Oシステムの導入
シーケンサから遠い場所に多くの機器が設置されている為、従来では機器数分の配線工事が必要でした。
今回リモートI/Oシステムを導入することにより伝送ラインのみの配線となる為、安価にシステム構築を行うことが出来ました。
システム冗長化
現場設置されたPCは環境条件が厳しく、長期利用時の故障が懸念されます。
本システムでは情報収集系と日報出力系の2系統にPCを分け負荷分散を行い、万が一情報収集系PCが故障した場合は、日報出力系を切替え情報収集系として利用出来る構成としました。
これによりシステムダウン時間を大幅に低減出来ました。
システム環境
クライアント | OS:Windows2000 データベース:PervasiveSQL |
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開発言語 | VisualBasic6.0 |