配置図管理システム

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配置図管理システム



システム構築の目的

これまでは作業場所の配置図を印刷、その後関係者が集まって印刷した配置図を前に会議を実施。
作業を行う場所に印を付けて作業場所のエリア情報を共有、作業場所に人が密集する場合は、要注意エリアとして注意喚起を実施していました。
昨今の働き方改革に伴い会議をリモートで行いたい、また注意するためのエリアを自動判別したい事からシステム構築を行う事となりました。

配置図管理システムは、効率的かつ安全に作業場所を共有するための新しい手段です。
従来、作業場所の配置図を印刷して会議を行っていましたが、「配置図管理システム」により作業場所の共有や人が密集する危険なエリアの特定が容易になります。
このシステムは、リモートで会議を行い、注意するエリアを自動的に識別する機能を提供します。

システムの特徴

会議のリモート化

Microsoft Teamsなどのプラットフォームを通じて画面を共有し、作業場所の配置図をリアルタイムで共有できます。
これにより、参加者は居場所に関わらず会議を行うことが可能になります。

注意エリアを自動で識別

システムは、作業者が密集するエリアを自動的に特定し、該当エリアの背景色を変更します。
これにより、危険なエリアが一目でわかり、注意喚起が可能となります。

配置図の配布

調整した配置図をPDF形式で簡単に変換できます。
これにより、メール等を通じて関係者全員に配置図を配布することが可能となります。

適用可能な作業例

【製造業】
 工場や製造ラインでの作業配置と流れを管理するために。各作業者の位置、作業順序、道具の配置などを可視化し、共有することで、効率的な作業フローを確保できます。
【物流業】
 倉庫などでの商品の配置や、担当者の作業エリアを管理するために。特に、多くの人が協働して作業を行う大規模な倉庫では、作業者の密集を避けるために有用です。
【イベント業界】
 大規模なイベントやコンサートなどでは、ステージ設営、出演者の移動経路、観客の流れなど、さまざまな要素を一元的に管理する必要があります。このシステムを利用すれば、これらの情報を共有し、スムーズな運営を実現できます。
【建設業】
 建設現場では、機材や作業者の配置を効率的に管理することが重要です。配置図管理システムを使えば、作業現場の安全性を向上させつつ、作業の効率を最大化することができます。

システム環境

当システムは、Windows Server 2019とSQL Server 2019 Expressを用いたサーバ上で運用され、クライアント側ではWindows 10が必要となります。また、開発にはVisual Studio 2022(C#.net)を使用しています。


サーバー OS:WindowsServer 2019
データベース:SQLServer2019Express
クライアント OS:Windows10
開発言語 VisualStudio2022(C#.net)


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