一斉指令放送システム開発
イーサネット通信網を利用し、中央指令所から連絡放送を行うシステムです。

システム構築の目的
放送案内の一元管理
私達が日々利用する列車や飛行機。快適でスムーズな運行のため、その舞台裏では様々な業務連絡放送が流れています。本システムは、これらの業務放送を中央指令所で一元に管理する事を可能にします。
システムの特徴
低コストでの導入と一元管理、一斉放送のシステムで多様な使用用途に対応
今回の導入事例は駅での業務放送。しかし、一箇所の中央指令所からネットワークで繋がった複数の場所への放送という最低条件さえ満たせば、様々な用途に応用できます。
インフラ整備の手間とコストを削減
本システムは、イーサネット通信網を利用して音声データの送信を行います。音声通信のための通信網を新たに整備する必要も無く、低コストでの導入が見込めます。また、アプリケーションソフトの導入が必要なのは放送を行う中央指令所のみ。放送先は出力装置のみでシステムを構築することが出来ます。
中央指令所から同時に、一斉に放送できる
放送者はボタン操作で放送先を選択。複数の放送先に同じ内容を同時に放送できます。また、スケジュール機能で毎日同じ内容、同じ放送先に自動で放送したり、数分おきに自動で放送することも出来ます。
WAVファイル使用により、多様な放送内容を実現
本システムはリアルタイムで音声を放送するマイク放送のほかに、予め録音していた音声の放送機能も備えています。録音した音声はWAVファイル形式で保存、再生を行うため、システムで録音した音声のほか、WAV形式のファイルならば音楽等も放送可能です。
システム環境
OS | Microsoft WindowsXP Professional(SP3) |
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開発言語 | Borland C++ Builder 2009 Professional |