品質マネジメントコンサルティングサービス(ISO9001)

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品質マネジメントコンサルティングサービス

品質マネジメントコンサルティングサービスは、品質マネジメントシステム(QMS:Quality Management System)の構築・認証取得を支援するサービスです。
品質マネジメントシステム構築の目的は、品質マネジメントシステムの有効性を継続的に改善し、顧客満足度の向上を目指すことにあります。また、品質マネジメントシステムは、企業の実態に合ったもので業務と一体化したものでなくてはなりません。
このような課題を解決するためにアイコムソフト株式会社では、ISO9001の構築および認証取得をご支援致します。

ISO9001とは

ISO9001規格は、2000年版が2000年12月15日に発行されてから8年経過した2008年の11月15日にISO(国際標準化機構)からISO9001:2008が発行されました。
2000年版以前の企画は、1994年に改定された「1994年版」で、製品の品質を確保するための「品質保証モデル」でした。この1994年版のISO9001規格に対して、2000年版以降のISO9001規格は、「品質マネジメントシステム」となっています。つまり、1994年版のISO9001では、顧客への不適合品の供給防止を支援するツールでありましたが、2000年版以降のISO9001では、顧客ニーズに合った製品を提供するための支援を可能にしたツールといえます。

ISO9001:2008追補改正版は、2000年版ISO9001のすべての要求事項の意図を変えずに、要求事項の明確化、曖昧さの除去、およびISO14001との両立性向上を目的として発行されました。

現在は、2015年にISO 9001:2015が発行されています。

サービス概要

ISO9001の認証取得をご支援いたします。コンサルティングサービスの内容としましては、どのお客様にも画一的なマネジメントシステムを押し付けるのではなく、お客様の実態に合ったマネジメントシステムを構築いたします。

品質マネジメントシステムの構築の流れ

計画段階

ISO9001導入の明確な目的を持っていただき、全社員に対してシステム構築と認証取得を明確に宣言します。

ISO9001要求事項の学習と教育

経営者も一緒になって、ISO9001の要求事項を学び、経営者自身が直接関与しなければならない項目もあることを認識して頂くことが大切です。
ISO9001の要求事項の理解と適切な解釈が重要です。
基本を理解し、詳細部分は、最初はこだわらないことも重要です。

準備段階

認証取得までの日程目標の設定します。
一年程度で作業を終えるスケジュールで進めます。あまりだらだらと長すぎても結果は変わりません。

認証機関の決定

認証取得時期に合わせて審査が受けられるように早めに決定しておきます。
審査タイミングをあらかじめ決めておくことによって明確な目標ができます。

システム文書の作成

システム文書体系の概要を固めていきます。
品質マニュアル、手順書、フォームを作成していきます。他の組織で実施した事例は参考になることはできますが、必ずしも自組織に当てはまるとは限らないことに注意して構築していく必要があります。
手順書は実行部門が作成することで活きた品質マネジメントシステムになります。
文書を作成する場合は、余分なものは作成せずに、必要なものをしっかり作成していきます。
文書作成時のポイントとしては、5W1Hが基本となります。

内部監査員の養成

優秀な内部監査員を養成することが、品質マネジメントシステム成功の秘訣です。

システムの運用

最初からパーフェクトなシステムを望まず、実行しながら改善すべきところは改善していきます。
認証審査のためには、システムが定着した状態でなければなりません。
運用期間は決められてはいませんが、通常は、3ヶ月から4ヶ月の運用期間が必要となります。

内部監査と経営者による見直しを確実に行うことで、システムの改善を図り品質マネジメントシステムを有効に機能させることが大切です。

組織が存在すれば、ISO9001はスタートしています。
自信を持って実施することが一番の秘訣です。